蓋の内部です。ボールとの密着を無くす対策が、この穴の周りの削り込みです。こうしておけば、ボールが蓋まで届いても密着が出来ないで、削った隙間から抜けて行きます。出来上がれば簡単ですが、どの様な構造にするか結構悩みました。複雑にしてはハッキリ言ってメンドイ。これなら簡単です。

昨日も信号待ちの時カタカタと小さな音が。アレッ、タペット音が出たかな?と思ったらボールの踊っている音でした。シッカリと働いているようです。

今日、開けて見たのも、内部の磨耗(底のボールの当たる所)を見たかったのです。新品状態では線接触です。其れが僅かに広がって、バルブシートの様に成っていました。と言っても線幅は0,2mm程で奇麗に当たっています。ガスに含まれるオイル分で潤滑されていますので、耐久性にも問題は無いようです。

蓋側の当り面は、磨耗痕が無いので、ボールは此処まで上がらないのかも知れません。でも用心に越した事は有りません。

メーカー製のPCVバルブに替えて、どうなるか楽しみですね。

2006.5.4

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