やっと、完成です。バラシテから１月以上掛かってしまいました。其の間にミニクロが壊れなくてホッ。

今回弄った所をすべて挙げてみます。

前後のリムの交換。ヤマハRZ用を使用。スポークごと替える。リム幅１,４０→１,６０へ。スポークも太くなったので、剛性はかなりアップしたと思う。

タイヤの交換。今迄はミシュランM４５、３.００×１７を前後に使用。今回はミシュラン（決してミシュラン信者じゃ有りません。）パイロットスポーティー、７０/９０×１７を前後に使用。

フロントブレーキワイヤー交換。

シリンダーヘッド０,６mm面研。バルブガイドインテーク側をエキゾースト用に交換。ステムシール取り付け。

バルブシートカットと擦り合わせ。

シリンダー０,０２mmホーニング、クリアランスを０,０７→０,０９へ広げる。

ピストンリングとピストンピン交換。

エキパイ再塗装。

たった此れだけなのに１ヶ月は掛かりすぎですね。まあ、これ以上出来ないと言う位丁寧には作業しましたが。（笑）

空キックをイヤに成る程して、エンジン各部にオイルを送り、ガソリンコックON。掛かってよねー・・・・・、と祈りながら力一杯キック。ブスブスプスン。あれ休ませ過ぎて臍を曲げたかな。気を取り直してもう一度。

ポトポトブンで言って回り始めました。ピストンのスラップ音も聞こえません。ヘー静かなんだ。タペットもいい加減なのにごく普通。

２～３分廻したら、エキゾーストの塗料が焼けて喉にキクー。ゲホゲホ咳をしながらイグニッションOFF。

此処からが大切です。バルブシートを弄った場合は、ほんの数分でクリアランスが狂います。エンジンを十分冷ましたら、もう一度クリアランスの調整です。今度はシックネスゲージを使って正確に。でも最初の千キロぐらいは又狂います。バルブクリアランスは狭すぎるよりも広い方が悪さはしません。最初はどちら側に狂うかは解りませんので、チョイ広めに合わせます。僕は０,０６でスタート。馴染みを見ながら徐々に０,０３に近づけて行きます。

今日はもう遅いので、クリアランスの再調整は明日。試乗記は近々にアップします。乞御期待。

2006.8.12