基本メンテナンス

このようなHPを起こすとは思っても見なかったものですから、写真が有りません。これからはこまめに取りますので、此処はとりあえず文章でお付き合い下さい。

僕のだけかも知れませんが、メーカーから出荷時での組み違いが多々見受けられました。致命傷に成るところも有りましたので、一応書いておきます。

エンジン内部に、細かな繊維の混入。

この点は他のHPでも話題になっていました。色々と議論されていましたが、僕個人としては、組立工場での混入と思っています。これを放置しますとオイルストレーナーが詰まり、エンジン各部へのオイルの供給が出来なくなります。僕の場合はその状態で1,500km程走ってしまった為に、ヘッドのカムシャフトホールド部分が、異常磨耗を起こしてしまいました。

ピストンリングをサイズ違いでの組み込み。

オイルリングのエキスパンダー部分を、シリンダーに入れても端がゴチンコしません。これではオイルリングの働きをしません。どうりで新車時からエンジンスタート時に白煙を吐いたはずです。正規のリングを組んで白煙も止まり、オイル消費も落ち着きました。(パーツリストの番号で発注。入荷した物は新車時に組んであったリングとは似ても似つかない物でした。)

エキゾーストガスケットを組んでいない。

これはホンダにクレームをつけましたが、チャントした返事をもらっていません。あるディラーは新車時には薄い金属パッキンが入っていて、溶けてしまうなんてのたまっていますが、排気熱で溶けちゃう金属なんて有るんですかね?マサカ半田・・。単に組み付け時のコストダウンを図っているだけだと理解しています。

スプロケハブ内の片シールベアリングを、裏表間違いでの組み立て。

この為にスプロケハブ内のベアリングに水が入りガタガタになりました。友人のも逆さに組んであったのでもう少し有るかも?

オイルにストレーナーしかない為に、ドレンボルトをマグネット付きに換えたほうが良いと思います。僕のは換えました。オイル交換の度に掃除をしていますが、結構な量の微細な鉄粉が付いてきます。

平成17年8月現在で35,000km走っています。大物パーツではヘッド廻りを30,000km走行時に交換しました。でもこれは先に書いた繊維の所為で、それさえなかったらまだ交換の必要は無かったと思います。

現在の基本メンテはオイル交換、プラグの交換、フィルター類の掃除ぐらいですね。

エンジンオイルは1,000kmをめどに交換しています。使用オイルはモチュールクロノ(10W40)です。ヘッド交換前は夏場は硬いオイルを要求されましたが、ヘッドを交換したこの夏はクロノでOKでした。

Fフォークのオイル交換も大切です。前回5,000km弱を、交換無しで走ってしまいました。最近発進時にフラフラするな?で、タイヤを注文してしまったのです。でもフォークオイルを交換したら、良好になってしまいました。タイヤはまだいけたみたいです。ちなみにオイルはブレンドして粘度の調整をしています。現在の硬さは、一般の#10より若干柔らかめに振っています。この辺のメンテであの安物フォークが結構頑張るんですよね。

100,000km走行を目標にしていますので、まだまだがんばります。

最後に、このHPでは、サービスマニュアル(オーナーズマニュアル)の指定通りで済むデーターは、わざわざ書きません。サービスマニュアルでは問題あり、と感じた事のみの書き込みをしていきたいと思っています。

2005.9.5

 

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