とりあえず写真は2種類です。上はワコーズのウレアグリス。粘着性、耐熱性、耐水性、耐荷重、全てで優れています。只、粘着力が強いので、スロットルグリップ等に塗ってはいけません。スロットル操作が重くなってさあ大変(実証済み、汗)。荷重の掛かるベアリング(ステアリング、スィングアームビボット、ドラムブレーキカムシャフト、etc、)等への使用に最適です。

下は、シリコングリス。これはゴムを犯しません。粘度も柔らかいです。樹脂パーツにも良いです。オイルシールの打ち込み、ゴムホースの差し込み等に愛用しています。

この他に必用なのが、一般的なリチウムグリス(アクスルシャフトの錆止め等)、モリブデングリス(これは潤滑用と焼き付き防止用と二種類)、ブレーキグリス(ディスクの鳴き止め)等が必要です。

バイクを弄るには、この程度のグリスが必用に成ります。間違った使用をしますと、その場では不都合が出ませんが、長期の使用で問題が起きてきます。

以前、友人から電話が有りました。ある処の部品を指して、何のグリスを使えば良いかの質問です。僕は迷わずにシリコングリスを指定しましたが、彼は持っていないと言うのです。偶にしか使わないのに、態々買うのはイヤなので代用品は無いか。とまで言い出す始末。僕は、だったらバイク弄りは止めてバイク屋に持っていくように言って、電話を切りました。彼は高額バイクを何台も持っているのに・・・・・。

2007.2.24

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