今回、ホイールが前後共外れていますので、其のついでのメンテナンスです。4万キロ弱走って、ブレーキワイヤーは交換していません。昔のバイクなら信じられない時間と距離です。でも流石に最近ブレーキのタッチが若干フニャ。

ドラム内の掃除をしても治りません。こんな時は、ワイヤーのアウターが傷んで来た場合に起こり易いです。

さて交換となると、ハタカブはチョットメンドウ。何故かと言いますと写真で見える変な短いレバー。

実はサイドブレーキ(ブレーキロック機構)が付いているのです。

このレバーをうっかり外すと、スプリングがピョーン。元はどうなってたんだー・・。って成ります。

ワイヤー交換だけでしたら、この短いレバー関係には手を触れず、ブレーキレバーの根元のネジを外しましょう。下のナットを先に外し、上からボルトを廻して外します。ダブルナットに成っていますので、下のナットを外さずに上から取ろうとすると、ネジを傷める恐れが有ります。

外したら、摺動部をクリーニング、グリスアップをして組みます。

でもこの小さなレバー、中々の優れもの。実はサイドブレーキ状態ではストップランプが点かない様にに成っているのです。

ハタカブのバッテリーは小さい。ストップランプの消費電力は大きい。変則交差点で更に坂道の長いストップや、坂の途中の踏み切りの様に長い時間ブレーキを掛けていなければいけないような時は、僕はこれを愛用しています。

両手、両足が自由に成り、尚且つバッテリーに優しい。利用しない手は有りません。

2006.7.11

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