今回起きた、キャブセッティングの狂いを頭を冷やして考えてみました。

起きた原因は、エアクリーナーの雨対策でカバーを付けた為です。(其れしか考えられない。)

メインジェット(MJ)は此処暫らく弄っていませんでした。今回は本当に暫らく振りの事です。

エアクリの条件が変って、MJを大きくしなければいけなくなった。(エアーの量が増えた。)

メインジェットを大きくしたら、大きく開けた時は良好だが、パーシャルが濃くなってしまった。

対策としてニードルジェットのクリップを1/2段上げて薄くした。

此れでパーシャルは良好に成ったが。アイドリングと全閉からチョイ開けた時が薄くなった。

パイロットスクリューの戻し量を1/2増やして対処した。

文章に書くとたった此れだけですが、濃いのか薄いのかの判断がつかない。特にMJは全開に近い時なので、其の状態のプラグなんて見様が無い。(アイドリングをしたらその時の焼けに変わります。)

とりあえず、一番良い(と思う)状態に成りました。こんな苦労をするとキャブの交換をするのには、チョット躊躇ってしまいます。デロルトの出番は何時なのかなー?

ちなみに僕のキャブのセッティングは、MJから始め段々スロー系に移動していきます。今回もそうでした。MJを替えたらニードルが狂い、ニードルを決めたらパイロットが狂いました。スロットルの小開度をいくら決めても、MJを弄くるとやり直しに成ってしまうからです。でも、逆にスロー系から始める人もいますので、其々自分で判りやすい方法を見つける事が一番かも知れません。

2006.9.11

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