メイジェットを#95番から#100番に替えて数十キロ走りました。外してプラグを見たらこの様な状態。いたって奇麗に焼けています。

走っての感じは全体にトルクが厚くなり、益々走り易くなりました。僕好みのエンジンに成っています。

今回プラグのチェックをしたのも、もし若干でも燻り加減でしたら、キャブセッティングを戻すのではなく、プラグの番手を下げるつもりでした。走っては#100番の方が調子が良いのですから、プラグの番手での調整です。

一般には(雑誌でも)プラグの焼けを見て、キャブセッティングをしている様ですが、#95番の時の焼けがこれです。

違いが判りますか?写真で見ても、実際に肉眼で見ても差は認められません。MJを弄った場合はこんなものです。パイロット系を弄った場合の方が焼けに差が出ます。

プラグの温度は刻一刻変化しています。全開で走っても其の状態でのプラグは見られません。停止する為にスロットルを閉じた瞬間パイロット系に支配されてしまい、其の焼け具合に成ってしまうのです。

じゃあ、全開で走っていて、其の侭クラッチを切り同時にキルSWを切れば良いという意見も有ります。(ハタカブでは出来ない。笑)

でも、その場合でも点火系を切ってエンジンを止めるのですから、惰性でエンジンは廻ってしまいます。其の時間キャブからは燃料が供給され、燃焼をしないのですからプラグを冷却。結果判らない(笑)。

今の所の僕の考えでは、プラグを見てのキャブセッティングは難しい。あくまで走行フィーリングでセッティング。エンジンの良い状態でプラグの焼け具合を見、番手を決める。

で、結果的に僕のハタカブはキャブ、マフラー共基本的にノーマルなのに、MJ#100、プラグ9番で落ち着きそうです。標準MJは#73だったのですが。

ノーマルキャブでも頑張ってくれています。

2006.12.29

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