ヘッドへのオイル供給量の増量

今日は今年で一番暑い日に成りました。こんな日に距離を走ると、今迄のハタカブ君なら交差点で信号待ちの時カムチェーンノイズが聞こえてきました。

今朝は銀行廻りやその他諸々の用事が有って、結構な距離を走りましたが、いたって静か。エンジンからのメカノイズが聞こえて来ません。夏場にこんな事は初めてです。

ポトポトと排気音だけ。チェーンの調整も暫くしていませんし、タペット調整もしていません。でも、静かです。

考えて見ますと、シリンダーのチェーントンネル内のゴムローラー、寿命が短過ぎましたよね。数千キロの走行で開けるとボロボロ。オイル量が足りなかったと考えると納得が行きます。

ブログにも書きましたが、ヘッドへのオイル量を増やしたと言う事は、帰って来る量も増えている。帰って来る通路はカムチェーントンネル。結果カムチェーンへのオイル量も増えている。で、ノイズの低減、チェーンの伸び減少、開けて見ないと判りませんがゴムローラーの磨耗も減っていると良いですネ。

これからの季節は、ハタカブの一番苦手な季節です。去年、ピストンクリアランスを広げた事でヒートはしなく成りましたが、チェーンノイズは夏場は増えました。オイル粘度が下がるので仕方が無いかなと考えていましたが、どうもオイルの絶対量の不足だったみたいです。

兎に角エンジンが熱ダレしません。圧縮比が上がって不利な条件なんですが、オイルクーラーも必要を感じません。

やっと、落ち着いたエンジンに成った様です。でも、相変わらずガス補給時に2ストオイルを入れないと『入れてくれー。』と我が侭を言いますけど・・・・・・・。

2007.7.27

 

その後のレポートです。

現在54000km走りました。オイル量を増やしてから、一度もタペット調整をしていません。

この改造をする前には、考えられない事です。兎に角、オイル交換の様な基本メンテ意外、一切の手の掛からないバイクに成りました。

目指すぞ、100000km・・・・・・。

2010.3.1

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