昨日までの1,200kmツーリングで走ってきたままです。掃除もされずに可哀想。でも、ビックリ。オイルがシャバシャバに成るまで走り廻って来たのです。なのにオイルの滲みがゼロ。散々上から下から覗いたのですが、以前からの汚れが有るだけで、今回バラした腰上は丸っきり滲んでいません。こんなの初めて?

これからは僕の想像です。PCVバルブと言っても、排気量の割りに大容量。車の2,000ccエンジン用のPCVバルブよりも大きいのです。ピストンが下がりクランクケースの内圧が上がる時、バルブから空気が逃げ内圧が上がらなく成り、ピストンが上がりクランクケース内が負圧に成ると、バルブは閉じ、少量の空気が従来のブリザーから入ってくる。其れもエアークリーナーBOXからなので、大気圧よりは低い。

結果、クランクケース内の内圧が上がらず、ガスケット類の負担が減った。

こう考えると納得。考えて見ると、エンジンのオイル漏れは酷くなると噴出します。滲みとはとても言えません。こんな状態に成るには、内圧が掛からなければ有り得ません。ポンピングロスを減らすとオイル洩れも減るようです。

ボクサーも、プッシュロッドトンネルからの洩れが減るかな?

2006.10.3

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