マニュアルクラッチが欲しい・・・・・・。
今年最初の更新です。今年はハタカブを弄らずに済まそうと思っていますので、あくまでも構想編です。
僕は長い事バイクと共に暮らしてきましたが、遠心クラッチのバイクはハタカブが最初。ずっとマニュアルクラッチで過ごしてきました。(一時期、250のスクーターも有りましたが、あれはバイクじゃない。笑)
ワインディングが下手の横好きで、兎に角走るのが好き。
ワインディングを走り出すと、有りもしないクラッチレバーを左手が無意識に探し出す始末。遠心クラッチではシフトダウンが難しい。(単に僕が不器用なだけ)
で、ヤッパリマニュアルクラッチに改造しよう・・・・・・・・・。
先人達の改造例を見させていただくと、CL系からの移植が多い様です。でも、そうするとクラッチ容量に不満。ハタカブのクラッチ容量はとても大きい。
これを其の侭生かすには・・・・・・・・・・。
まず、今のクラッチを検証。
最初は、極低回転で繋がり、アイドリング回転で切れ、また其れより回転が上がると繋がると言う、変則遠心クラッチと思っていました。でも・・・・・・・・・・(ニヤッ)。
先日、ミッショントラブルでクラッチアッシーを外しました。で、何気なくクラッチを手に取って廻してみたら・・・・・・・・・。ナ、ナントワンウェイクラッチに成っているでは有りませんか。(そんな事も知らなかった、汗)
う、うまい。別に舐めて見た訳では有りません。設計の上手さに脱帽。
つまり極低回転(アイドリング以下)で走らないのは、ワンウェイクラッチが働いているからで、これならキックの動力は伝わります。
で、2,400rpm当たりから上で、ワンウェイクラッチを解除して発進。シフトの時はレリーズで強制的に切る。
今日確認で、ローにギヤを入れたままで押し引き。(エンジンは勿論ストップ)
前に押すにはエンジンが廻りますが、後ろへは平気で下がります。
なんで、こんな事に気付くのに40,000kmも掛かったんだろう(汗)。
と言う事は、ワンウェイクラッチを解除して、遠心のウェイトを外せば只のクラッチ。
レリーズはクランクケースカバーに付いている。
レリーズを動かすシャフトは、チェンジシャフト。上手い事にエンドがクランクケースカバーで支えられている。
つまり、チェンジシャフトを途中で切断。シフト時には動かなくして、チェンジシャフトを外側に延長。クランクケースカバーに穴をあけ(位置は判る)外に出したシャフトにレバーをつけ、ワイヤーで引く。
問題はカバーのシーリング。何とか加工をしてオイルシールを取り付ける。
ウ・ウ・ウ・・・・・。上手く行きそう・・・・・。
続く。
2007.1.25