ボルト・ナットの管理

バイクの整備をしていくと、よく外すボルト・ナットがあります。
一度も回す事なく廃車になる物も・・・
たとえばエンジンを固定しているボルト、殆ど高張力ボルト。
ボルトの頭に刻印がされていて、ソレと分かります。
でもね〜・・・鉄ですよ・・錆びますよ・・必ず!!
で、引っこ抜いてグリスを薄く塗って元に戻しました^^
フロント側に4本
ヘッド上に3本
刻印があるので高張力ボルトです。
ボルトの種類はネット検索するとヒットしますです^^
リヤ側に1本
拭いたボルトの一つです。
油っケが無くて、可愛そう・・
まず、初めてのボルト・ナットを緩める時は気構えが必要です・・・・・特に高張力ボルトは。
工場の生産ラインでの締め付けは100%オーバートルク、
力を入れるとバキッ・・ギギィ〜と
黒板を爪で引っかいた様な音を出します・・・気持ち悪いです。
で、引き抜いたらパーツクリーナーや灯油で洗浄して異物を除去し、グリスを薄く塗布します。
で、ネジの部分にカジリ防止剤かグリスを塗って〆込む時の摩擦抵抗を軽減します。
ネジのトルク管理をする際は摩擦抵抗を出来るだけ無くして行うのが常識です。(知ったかぶり^^)
で、メーカー指定のトルクで〆ます^^
グリスやカジリ防止剤を使用すると、ヌゥ〜〜って感じで締まっていきますよ。
しかし・・・トルクを指定しているのに組み立てでオーバートルクってなんなのだ??

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